ローカル仮想デスクトップ
RevoWorks Desktop

ローカル仮想デスクトップRevoWorks Desktop 一時販売休止のお知らせ

平素より弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
弊社製品RevoWorksシリーズにおきまして、ローカル仮想デスクトップソリューションRevoWorks Desktopを2022年4月1日から一時的に販売休止とさせていただくことになりました。

お引き合いを多くいただいているRevoWorks SCVXおよびRevoWorks Browserでのお客様のご要望にお応えしつつ、RevoWorks Desktopをより魅力ある製品とした上で販売を再開する予定です。販売再開時期につきましては決定次第お知らせいたします。

今後も弊社製品をご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

RevoWorks Desktopとは

RevoWorks Desktopは、ローカルコンテナ技術を用いて、業務端末内にもう一つのセキュアなデスクトップ(仮想デスクトップ)を作成することができる製品です。仮想デスクトップ内で起動されたアプリケーションは、業務端末内のローカル環境とは分離された環境で実行されるため、仮想デスクトップから業務端末内の情報が漏えいすることはありません。

また、仮想デスクトップ内のファイルは、シークレットドライブと呼ばれる機能により暗号化されており、RevoWorksサーバーに認証されたユーザーでなければ復号できません。RevoWorks Desktopは、業務端末のCドライブに重要な情報資産を保存したくないという要望と、ローカル環境と同等の利便性/ユーザビリティを求めるユーザーの声に応える製品となっています。

ファイルは、シークレットドライブに暗号化した状態で保存され、普段使用しているアプリケーションをそのまま利用することができます。

コンテナ技術により高いセキュリティと利便性を両立

RevoWorks Desktopの特徴
  1. クライアントPCに生成される仮想環境(コンテナ)内で、PCにインストールされたソフトウェアを安全に利用可能。
  2. コンテナ内のデータは、秘密分散暗号化技術で「無意味化」され、万が一PCを紛失しても情報漏洩を防止。
  3. それぞれのコンテナに専用のVPNを自動的に生成し、オフィスネットワークとの安全な接続を確保。
  4. 大規模なサーバー構成は不要。導入時のシステム担当者の負担を低減
  5. サーバー型インターネット分離ソリューションSCVXと管理機能を共通化し、ハイブリッド構成をサポート。
  6. 同時アクセス、ユーザーおよびユーザーサブスクリプションの3種類のライセンス体系。

クライアントPCのコンテナ環境のみがオフィスネットワークと接続

RevoWorks Desktopは、日常業務で利用されるMS Office等のクライアントPCにインストールされたソフトウェアを、閉じた仮想環境(コンテナ)内で動作させることにより作業中の情報流出を防ぎ、さらに秘密分散暗号化技術でコンテナ内のデータを無意味化することで、PC紛失等の事故にあっても情報は漏洩しない、二重の安全策を講じております。さらに、これまでのVDIソリューションのような大規模サーバー環境を必要とせず、コストパフォーマンスに優れるため手軽に導入をご検討いただけます。

高セキュリティを実現する4つの機能

マルチコンテナ機能
複数の仮想デスクトップをポリシーで制御し、切り替えて使用することでセキュリティを分けたい業務毎にコンテナを作成。
※複数コンテナの同時実行は不可
シークレットドライブ機能
仮想デスクトップ毎にローカルPC上に秘密分散暗号化された仮想ドライブを作成。万一PCを紛失した場合でもシークレットドライブ内のデータは複合化されることなく情報漏洩を防ぐことが可能。
VPN機能
仮想デスクトップ作成と同時に仮想デスクトップ専用のVPNを自動的に構成コンテナ作成時にポリシーに沿ってVPNとACLを自動的に構成。
RevoWorks Desktopを切り替えて使用。VPNは標準で使用可能。
※主なVPNもサポート予定
RevoWorks ドライバーによる振る舞い検知機能
※リリース予定
コンテナ内の振る舞い検知
1)可視化 ・ネットワークログ、ディスクIOログ
2)ポリシー制御 ・強制終了など

ライセンス

機能/ライセンス種類 RevoWorks Desktop
Desktop
Sanitizer(ファイル無害化)
Threat Checker(サンドボックスチェック) オプション
Secret Dreive(秘密分散)

RevoWorks Desktopの主な仕様

項目 RevoWorks Desktop
管理サーバー RevoWorksシリーズ共通
対応ブラウザ Firefox,Chrome
対応アプリケーション Word,Excel,Powerpoint,Outlookなど
仮想方式 ローカルコンテナ 仮想ディスクトップ
URLリダイレクト
ブラウザ設定集中管理 Web管理コンソールでの設定 実行できるアプリケーションの制御 マルチコンテナ
ライセンス 同時アクセス、ユーザー、ユーザーサブスク
クラスタ Master,Slaveのみ ローカルコンテナのためコンテナサーバーは不要
クライアント RevoWorks Desktopクライアント
オプション ファイル無害化(標準機能) 脅威チェック(提供予定) ローカルコンテナで実行
Web会議対応
サポート OS Windows10 x64 1809 以上
必要なライブラリ .NET Framework 4.6.1 以上
Visual Studio 2015、2017、および2019 用
Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ
Wireguard Client 0.0.38(VPN 利用時のみ)
ネットワーク要件  製品に同梱されているVPN サーバーの構築が必要

よくあるご質問(FAQ)

QRevoWorks Desktop導入までの流れは?

A お客様のご要望や状況についてお伺いさせていただき、お見積り、契約というステップになります。お打合せ希望日時を弊社までご連絡ください。オンラインミーティングもご用意していますので遠隔地のお客様もご遠慮なくお申し付けください。
 お打ち合わせ 〉

QVDIをより利用しやすいDaaSといったサービスなどもありますが、他のDaaS製品と比較した特徴を教えてください。

A ①ユーザーの使い勝手やパフォーマンスを重要視して開発した製品です。ローカルで動くため、ネットワークパフォーマンスに影響がありません。
②ローカル環境でのライセンスを利用するため、トータルコストが抑えられます。
③ローカルコンテナ+秘密分散暗号化による情報漏洩対策がなされ、高いセキュリティを提供します。安全性という面でVDIに劣ることはなく、ローカルでも強固なセキュリティをご提供できます。

QHDD自体を暗号化しているのが一般的だと思いますが、さらにシークレットドライブ機能を提供するメリットはなんですか?

A HDD暗号化しているかどうかに関わらず仮想デスクトップの安全を確保することができるのがシークレットドライブのポイントになります。どの端末においても統一したポリシーで安全を確保しながらをPC作業を実行することが可能です。また、シークレットドライブは秘密分散暗号化という技術を利用しており、一般的なものと比べて強力な暗号化方式を採用しております。

Q無意味化とは、どういうことですか?

A秘密分散暗号化により仮想ディスクはペアとなるシークレットファイルに分散して暗号化されています。シークレットファイルはSCVXサーバー上に管理されており容量はわずか1KBです。そのファイルを削除することで、仮想ディスクそのものが使用できなくなります。論理的に復号できなくなる、ということを「無意味化」と表現しています。

Q個別にアプリケーションをインストールするには?配信することは可能ですか?

ARevoWorks Desktopのコンテナはクライアント端末にインストールされているアプリケーションを利用する形式となります。そのため、RevoWorks Desktop自身にアプリケーションを配信する機能ならびに概念はございません。

QBYODで社内の業務アプリを利用する場合、端末に予め業務アプリをインストールする必要があるという認識でいいですか?

Aはい。ご認識の通りです。アプリケーションのインストールが必要な場合はPCにインストールしていただくことが前提です。ブラウザのアドオンはブラウザはローカルのままでアドオンだけコンテナにインストールすることも可能です。

Qブラウザでお気に入りやパスワード保存はできますか?

A保存可能です。ブックマークなどはコンテナ内(仮想ドライブ)の各ブラウザの所定フォルダに保存されます。

QWeb会議アプリにおいて、資料共有できますか?

A可能です。通常のWeb会議の機能として利用できます。

Q仮想ディスクとローカル相互間でファイルの受け渡しはできますか?

A原則ローカルとコンテナ環境とのファイル授受は制限されていますが、ファイル無害化、サンドボックスチェック、ワークフローなどの機能を経由して仮想ディスクとローカルとの相互受け渡しを開放することが可能です。これらは、管理サーバーのポリシーにより制限をかけることが可能です。

Q仮想ディスクは、ベースのディスクとの対比でどの程度の性能劣化が見込まれますか?(シーケンシャル転送レートやIOPSにおいて)

AIOPSなど詳細なIO性能は公開しておりません。一般的なビジネス用PCを前提とした場合、実用的に問題となる性能劣化はありません。

Qコンテナ側のActive Directory連携は可能ですか?

A可能です。ただ、お客様のご利用環境によって考慮すべきポイントがいくつかございますので、適宜弊社まで相談いただけましたら幸いです。例:PC端末のドメインログオンするActive Directoryと、仮想デスクトップが認証するActive Directoryが同じで良いのか等

QPCが故障した時のリカバリ対応について教えてください。PCのイメージに含められるものがありますか?

ARevoWorksクライアントをPCイメージに含めることができます。(シークレットドライブは再作成されます。)ファイルは別途ファイルサーバーなどの運用でバックアップを取ることをお勧めします。将来的にOneDriveのサポートおよびファイルサーバーに同期を取る仕組みをご提供予定です。

QFortinet社のFirewallを使用しています。FireClientやFiretokenのVPN内を通じて使用できますか?

A現在は、RevoWorks専用VPNのみとなりますが、今後対応VPNを拡張していく計画です。

QOSとアプリのライセンスはどうなりますか?

Aコンテナは主にディスクおよびネットワークアクセスを制御することで稼働しています。従ってOSおよびアプリケーションはローカルにインストールされたものをそのまま実行できます。

お問い合わせから導入までの流れ

1.お問い合わせ

お問い合わせフォームから、ご要望やご質問などを弊社までご連絡ください。お打ち合わせ日時などについてご相談させていただきます。

2.お打ち合わせ

ご希望の日程でご要望や状況についてお伺いさせていただきます。オンラインミーティングもご用意しています。

3.ご提案&お見積り

お打ち合わせ内容を基に、最適なコースとお見積り金額をご提案いたします。

4.ご契約・導入

ご契約後、システム導入となります。

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